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shigemooによる自己啓発を中心とした書評を綴ったブログです。

和田秀樹「「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣」に学ぶ【書評】

こんにちは。shigemooです。

今回は和田秀樹先生の書かれた「「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣」を解読していきます。

 

不安は、考えるほど大きくなる

「仮にこうなったらどうしよう」

何か新しいことを始める際に、ネガティブな仮説を立て、それに対する対処法を考えておくのは悪いことではありません。

しかし、それが度を過ぎると、自らの行動を縛ってしまうほどにもなります。

精神医学では、これに対して「予期不安」という言葉を与えています。

起こる前のことですから、いわばフィクションです。

しかし、ものごとを悲観的に考えすぎてしまう人や心配性の人が「予期不安」を抱くと、どんどんエスカレートしてしまいます。

不安なことは、考えれば考えるほど大きく育ってしまうのです。

それでは、私たちはどのように考えればよいのでしょうか?

ここで著者は、「完全はありえない、安全のみが存在する」と述べています。

つまり、100%は存在せず、完全を待っていてはいつまでたっても行動できないということです。

その上で、経済用語でいう「損切り」、すなわち「この程度になったらこうしよう」という閾値を設定しておくことで、行動することが楽になるといいます。

この世の中で100%確実なのは、人間や動物はいつか死ぬ、このことだけです。

このことが分かれば、開き直って生きていくこともできるのではないでしょうか。

ダメだったのは自分ではなく「やり方」

スキルアップを目ざすものには、多かれ少なかれ競争がついてきます。

そこで一番になれればいいわけですが、全員が全員勝てるわけではありません。

たいていは失敗の経験をします。

ここで、失敗したからといって落胆する必要はないのです。

失敗から何かを学んで、再び挑戦すればいいのです。

それを繰り返せば、いつかは成功できます。

問題なのは、挑戦をやめてしまうことにあります。

自分から降りてしまえば、成功のチャンスは永遠に訪れません。

常に挑戦し続けてこそ、成功することができるのです。

私たちは失敗すると、自己否定したくなります。

しかし、そうではないのです。

失敗したのは自分のやり方が間違っていた、あるいは対象が間違っていたのであって、自分自身が間違っていたわけではないのです。

これは肝に銘じておきたいところですね。

自己流はやめる

優秀な人ほど、人の真似をします。

自己流では、自分が思うほど自分のことはわからないものです。

それよりは、他人が判断した方が正しい場合も多いのです。

ましてや練習によって上達するたぐいのものなら、上手い人を真似するのが一番です。

驚くほど上達するかは別ですが、改善することは確かでしょう。

優秀な人ほど、人の真似をします。

ときにはプライドを捨てて、人から学ぶことが重要です。

そうすれば、必ず成長できます。

「才能は必要ない」と知る

人はなぜ動けなくなってしまうのでしょうか。

その原因の一つとして、周囲のことから「べからず集」を作ってしまうことにあります。

「Aさんが○○で失敗したから、○○はしないようにしよう」

失敗例をもとに自らを制約してしまったら、どんどん自分の動ける場所は少なくなります。

動けなくなって当然なのです。

失敗例だけ見てしまう人は、成功への道が見えなくなってしまいます。

動けなくなったり、後退したり、自己嫌悪に陥らせたりしているのは、自分自身なのです。

本当に重要なのは、成功例に学ぶことです。

成功に必要なのは、成功のための方法論であって、失敗例ではありません。

著者は言います。

普通のレベルの成功は、才能で得るのではなく、成功の方法論を知り、それを実践することで簡単に手にできる。それに気づくか気づかないかが、重要なのだ」と。

つまり、成功には才能は必要ないのです。

失敗例にこだわる人の中には、それでも失敗のリスクは減らないと考える人も多いかもしれません。

でも、何もしないのも、仕事ができないという点では同じだと著者は喝破します。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!