日日是研鑽

shigemooによる自己啓発を中心とした書評を綴ったブログです。

ダン・ヒース「上流思考」に学ぶ【書評①】

 

こんにちは。shigemooです。

今回は、ダン・ヒースさんの書かれた「上流思考」を解読していきます。

 

なぜ問題はなくならないのか?

私たちの周りには、たくさんの問題があります。

著者はその原因として、誰もが問題の上流に目を向けていないことが原因であると述べています。

つまり、下流の問題にばかり気を取られて、対症療法的な対策ばかり取ってしまうのです。

では、このような流れ(過ち)を生み出しているのは何なのでしょうか。

著者はそれに対して、三つの原因があるといいます。

それらは、以下の通りです。

  • 問題盲
  • 当事者意識の欠如
  • トンネリング

ここでは、それらを順に追っていきます。

問題盲

一つ目は問題盲、すなわち、「そういうものだ」と思ってしまうというものです。

なぜ周りから見て明らかな問題を放置するのか?

それは、「そういうものだ」という思い込みがあるからだといいます。

拍子抜けするほど単純な要因なのです。

また、問題は常態化すると見えなくなるといいます。

すなわち、そこにあってもそういうものだと考え、なんの疑問も抱かないのです。

また、見て見ぬふりをしてしまうケースもあります。

これらに対処すること、つまり上流での対処は莫大なメリットを生むと著者はいいます。

当事者意識の欠如

二つ目は当事者意識の欠如、すなわち、自分で解決できるのに気づかないというものです。

問題を自分のものとして捉えない原因として、「行動を起こす資格がない」と思い込んでしまうということが挙げられます。

それでは、どうすれば当事者意識を持たせることができるのでしょうか。

そのためには、心理的適格性を拡大するというのが一つの手だといいます。

具体的には、自分自身がこの問題の当事者であるという意識を植え付けるというものです。

本書では、科学的な論文に基づき、小児科医がチャイルドシート着用を啓蒙すべきであるという主張が述べられています。

また、そのほかの手としては、次の二つの方法が挙げられています。

すなわち、「全責任が自分にある」と考えてみること、それから、「解決する力がある」と自覚することです。

トンネリング

三つめはトンネリング、すなわち目の前の問題しか見えなくなるというものです。

つまり、視野狭窄に陥るということです。

小さな問題に対処するばかりで、大きな問題を見過ごしてしまうのです。

また、資金や時間の欠如が視野狭窄を生むともいいます。

つまり、急場しのぎで充実してしまうのです。

それを回避するためには、どうすればよいのでしょうか。

具体的には、三つ挙げられています。すなわち、以下の通りです。

戦略的に時間的・金銭的なゆとりをつくること、「見える化」して危機意識を高めること、それから「回避できた世界」を想像することです。

三つ目の回避できた世界については、フロンガスによるオゾン層の破壊に関して述べられています。

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まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!