日日是研鑽

shigemooによる自己啓発を中心とした書評を綴ったブログです。

ダン・ヒース「上流思考」に学ぶ【書評②】

こんにちは。shigemooです。

今回は、前回の続きです。

ダン・ヒースさんの書かれた「上流思考」を解読していきます。

 

前回の記事は以下の通りです。

www.shigemoo.net

上流リーダーになれる7つの質問

前回は、なぜ上流思考が阻まれるのかについて考えてきました。

今回は、上流思考を実践するための7つの質問をまとめていきます。

1. しかるべき人たちをまとめるには?

複雑な問題を解決するには、多分野の専門家を組織する必要があります。

また、問題を包囲するためには、様々な側面に対応できる多面的な専門家が必要となります。

その上で、「なぜこんなやり方なのか」を考え、事象を一つ一つ詳細に調べ上げることが協力体制を作るうえで必須です。

また、データ中心で取り組むことが科学的な分析の上で必要不可欠です。

そして、起こっていないことに対しても「信じる」ことが最初の一歩となります。

2. システムを変えるには?

全体的なシステムがどのようになっているのかを検証することも重要です。

なぜなら、システムが問題の確率を決めるからです。

そのためには、システムが善意かどうかよりも設計に注目すること、また、一時的なものか、永続的なものなのかを考えることが必要になります。

さらに、取り組みの成功率にフォーカスした上で、長期的な思考で行動すべきであるといいます。

3. テコの支点はどこにある?

ときには問題に寄り添うことも重要です。テコの支点がどこにあるのか、その目で確かめる必要があるからです。

4. 問題の早期警報を得るには?

問題の早期警報を得ることが大切です。そのためには、パターン分析から問題を予測することが必要になってきます。

早期検知は絶大な威力を持っています。ぜひ取り入れたいところです。

5. 成否を正しく測るには?

取り組みの成果を間違えて認識する「幻の勝利」として、3種類があると述べられています。

  1. 指標は改善するが、それが取り組みの成果だと勘違いする
  2. 短期指標は改善したが、長期目標には近づいていない
  3. 短期指標が目的にすり替わり、本末転倒になる

これらを避けるためには、目指す目標を明確にする必要があります。

なぜなら、人は無意識に問題をすり替えてしまうからです。

また、適切な短期目標を設定すること、指標の悪用を防ぐことが重要です。

6. 害をおよぼさないためには?

大規模駆除を行うと、様々な副作用が起こります。

つまり、システムの全体を俯瞰する必要があるのです。

コブラ効果という落とし穴があります。これは、コブラを減らそうという取り組みが、かえってコブラを増やしてしまったという問題です。

本書では、職場内のメールが多いことから開放空間にしたところ、かえってメールが急増したという事例が述べられています。

7. 誰が起こっていないことのためにお金を払うか?

取り組みのためには、金銭的な援助が必要不可欠です。

そのためには、投資者が見返りを得る仕組みを作る必要があります。

小さな変革が、大きな効果をもたらすのです。

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まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!