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shigemooによる自己啓発を中心とした書評を綴ったブログです。

植西聰「不安を消すコツ」に学ぶ【書評】

こんにちは。shigemooです。

今回は、植西聰さんの書かれた「不安を消すコツ」を解説していきます。

植西さんは心理カウンセラーをされている方で、「平常心のコツ」などのベストセラーを輩出しています。

取り越し苦労への対処法

「取り越し苦労」という言葉があります。

この言葉にある「取り越し」とは、これから先のことや未来のことを先取りして考えるということを意味しています。

つまり、取り越し苦労とは、「先のことを考えて心配することによって、精神的に苦労するということ」です。

これから起こることをあれこれと考えて、精神的に消耗してしまうのです。

人が心に抱える不安という感情は、その大部分が取り越し苦労であると思います。

このような不安をいつまでも抱えていることは決して良いことではありません。

そのために悲観的になり、前向きに頑張っていこうという意欲が失われていくからです。

したがって、このような不安は、早く心から消し去るのがよいでしょう。

実際に、思想家として活躍した中村天風先生も次のように指摘しています。

「取り越し苦労というものくらい下らぬものはない。

それは心のエネルギーを消耗するだけで、なんの得るところもない」

と喝破しています。

また、西洋の格言に、「橋に来るまで、橋のことを心配するな」というものがあります。

これから橋を渡って隣町へ行こうとします。

しかし、まだ橋よりもずっと手前にいる段階で、

「もし橋が落ちていたらどうしよう」

などと不安に思ったらどうでしょう。

すると、その不安感が心の中でどんどん大きくなっていきます。

その結果、心からエネルギーが奪われていって、橋まで歩いていく気力さえ失いかねません。

実際には橋は落ちておらず、安心して橋を渡っていけるにもかかわらずです。

そういう意味で、この格言は、「余計なことは心配せずに、とにかく橋まで歩いて行ってみればいい」ということを指摘しています。

つまり、先々のことを過度に心配したり不安に思うのではなく、「その時がくる」まで今の努力をコツコツと続けていく方が大切だということです。

それでは、不安を消し去るにはどうすればよいのでしょうか。

作者は、今この瞬間に集中すべきであるといっています。

つまり、「一瞬一瞬、今という時間を大切に生きれば、やがて来ることの不安におびえたり、やがて来るかもしれない不安に取り越し苦労をしている暇などない」ということです。

現在に集中するという意味で、マインドフルネスとも関係がありそうですね。

関連記事を貼っておきます。

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まとめ

「不安を消し去るには、現在に集中すればよい!」

この本を一言で言うと、「現代人の不安に対する処方箋」です。

是非読んでみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました!