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shigemooによる自己啓発を中心とした書評を綴ったブログです。

読書の効用とは何か?本は栄養満点の食材だった!本から栄養を吸収して成長する方法【書評】

アバタロー「自己肯定感を上げるOUTPUT読書術」クロスメディア・パブリッシング

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784295404989

今回は、読書の効用について、アバタローさんの書かれた「自己肯定感を上げるOUTPUT読書術」を紹介しつつ論じていきます。

  • コスパ最強の自己投資
  • 悩み、ストレスを解消する万能薬
  • 夢の方向を指し示す人生のコンパス

コスパ最強の自己投資

結論から述べると、読書は圧倒的にコストパフォーマンスが優れています。

なぜならば、自分以外の人が何年もの時間や多くのお金をかけて辿り着いた知見が、ほんの数百円から高くとも数千円で手に入るからです。

私たちは「投資」と「浪費」をしながら生活しています。

このうち、読書は投資にあたります。

ところで投資には、「ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン」の原則があります。

これは、高いリスクをかけたものにはそれだけのリターンがありうるが、一方で低いリスクをかけたものにはそれだけのリターンしかないというものです。

例えば自己投資という観点で考えたとき、講演会やセミナーに参加する状況を想定してみましょう。

多くの場合、料金は前払いであり、高額であることがほとんどです。

また、途中でやめることもできません。

この点、ハイリスクであると言えるでしょう。

その講演会やセミナーから、料金に見合うだけの成果を得られればよいかもしれませんね。

しかし、内容が面白くなかった、あるいは思っていたのと違っていた場合はどうでしょうか。

つまり、内容が事前にほとんど分からない講演会やセミナーの場合、ローリターンとなる可能性が高いわけです。

一方で読書の場合はどうでしょうか。

実は、読書では前述の「ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン」の原則が必ずしも当てはまらないのです。

まず、読書の先行投資は数百円から数千円であり、ローリスクであると言えます。また、途中で読むのをやめることもできます。

つまり、読書における時間的、経済的リスクは微々たるものであり、コントロール可能なのです。

一方で、読書から得られるものは、本の選び方や読み方、記憶への定着のさせ方などを工夫することで、増やすことができます。

つまり、本からのリターンは自分の工夫次第でどこまでも最大化できるのです。

また、仮に内容が合わなかったとしても、先行投資が安いので損切りがしやすいというメリットもあります。

以上、投資というシビアな観点から考察してきましたが、読書は、その時間的・経済的リスクを補ってなお余りあるメリットをもたらしてくれる営みであるということがご理解いただけたでしょうか。

悩み、ストレスを解消する万能薬

本は自己形成に欠かせない栄養満点の食材である一方、人間の心の傷をいやしてくれる薬でもあります。

本には、先人たちが経験してきた悩みや困りごとの対処法がかかれています。

一方で、歴史は同じことの繰り返しであることを考えれば、ほとんどの悩みや困りごとへの対処法は本に書いてあるということが分かります。

自分と同じ苦しみを抱えた人の本や、ほしい言葉を投げかけてくれる本、苦しいときに寄り添ってくれる本など、本は様々な側面から私たちを支えてくれます。

ビブリオセラピー(読書療法)という取り組みもあるほどです。

それだけ、読書には人の悩みに寄り添い、解決を促す効果があるのです。

また、読書という営みは「思考」であり、自分なりの答えを導き出そうという行為です。

一方、「悩み」は答えを出そうとせずに延々と考え続ける行為であり、とても不毛な行為ですが、読書をする、つまり思考することで、悩む暇がなくなるというメリットもあります。

読書は、解決策を与えてくれる上に、悩みの時間を取り去ってもくれるのです。

夢の方向を指し示す人生のコンパス

やりたいことが見つからない状態が長く続くと、つい自分を責めてしまいがちです。

そこで、旅に出たり、自己分析ツールを駆使したりして自分について知ろうとするのですが、それらは多くの場合失敗に終わるというのが事実でもあります。

それでは、なぜそんな時こそ読書なのでしょうか。

それは、読書によって自分の価値観が明確になり、将来の方向性が見えてくるからです。

なぜ、そのようなことが可能になるのでしょうか。

それは、人間が、物事を相対的に認識するという特徴を持っているからです。

人間は、何かと比べることで、正確な状態を知ろうとします。

つまり、自分以外の多くの価値観に接することで、「これは共感できる」「これは共感できない」という認識の繰り返しによって、自分の価値観が相対的に分かるということです。

このことから、読書は、やりたいことが見つからない人にもおすすめです。

まとめです。

  • コスパ最強の自己投資
  • 悩み、ストレスを解消する万能薬
  • 夢の方向を指し示す人生のコンパス

最後までお読みいただきありがとうございました!